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まゆみさんは日記を書かない

向かいの家の兄(高校生)とその妹(中学生)が二人でバスケをして遊んでいるらしく、その声がうるさいまゆみさんは非常に不快であるようです。セリフのい ちいちを報告に来ます。「おもしろいね、お兄ちゃん!」とか妹さんがゆってるらしいです。しかも兄の妹の前における一人称が「お兄ちゃん」であるらしく、 そこを含めてまゆみさんの耳には非常に痛々しく聞こえるもののようです。さっきから「不快である」「とてもやかましい」というような発言をくり返していま す。しまいには「うちにいる私が悪いのか」とかいう、270度くらいひねられてなんだかわからなくなったような逆ギレまでしています。
さあ、そこで微妙なのが俺の立場です。
読まれている方の一部には、俺の内心を想像するととても愉快な気持ちになる人もいるかもしれませんが、俺はそんなリアルな兄妹関係には惑わされない毅然と した変態であるのです。毅然とした変態って、ひょっとして犯罪者とかいいますか。いや、実行のともなわないところに犯罪はなし! てゆうか、兄は俺のやっ てる店に面接に来たんですが、ものすごいヘタレだったので即座に不採用にしました。やっぱリアルはだめです(だめなのはおまえだおまえ)。そしてこの日記 を読んだまゆみさんの、ゴキブリホイホイのなかに遠目からちらりと黒い物体が見えてしまったときのような渋面を想像すると、こんなテキスト書かなきゃいい んじゃないか、という気がするんですが、それでも書いてしまうのが俺の素敵なところです。てゆうか俺には常に自爆テロの傾向があります。
さて、そんなまゆみさんですが、最近はぽりんの声が聞こえるのみならず、うさぎのでかすけの声もよく聞こえるようです。ですかけの一人称は「ぬかづけちゃ ん」です。どこをどう訛ったのかはわかりませんが、そういうことになっているようです。「か」と「け」しかあってません。意味を知らないというのは、うさ ぎながらおそろしいことだと思います。そんなぬかづけちゃんは、自分にはよだれかけが似合うと確信しているようです。どこでそういう知識を仕入れてくるの かわかりません。たまにカゴを抜け出してコンビニまで買い物にも行ってるらしいです。うさぎの分際で! しかしまゆみさんの国に住んでいるぼりんやうさぎ たちは、みな自己主張が激しいです。もう少しひかえめなら、よだれかけが似合うと認めてやってもいいのに。

ちなみに、向かいの家の兄妹がうるさいというまゆみさんに「そんなときこそ、ヘッドホンをかけて音楽を聴きながら日記更新ですよ」と言ったところ、問答無 用で寝ました。そんなに全身で拒絶するほど日記を書くのは大変なことなんでしょうか。ひょっとして俺が書きすぎなんでしょうか。
俺は基本的に自分のテキストは保管しない人なんですが、たまに「保管しておけばよかった」と思うのは、自分の全生涯におけるテキストの合計量を知りたい なーとか思うときです。けっこう多いと思う。てゆうわけで、日記書いてくださいまゆみさん。友だち3万人できたら人間になれますから(と、まゆみさんには 絶対に通じないネタを振ってみた)(通じたらどうしよう)。

2007/04/28 01:26 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

まゆみさんは体調が悪い

喘息ひどいようです。
一日中車に乗ってて、渋滞に巻きこまれていたせいもあるかと思いますが。

なぜか鶴間なんてところまで出向いて、イトーヨーカドーとジャスコに入りました。まゆみさんはウィンドウショッピングということをまったくしない人です。 そして俺はそれが大好きです。ちなみにまゆみさんは靴とかカバンとかまったく興味がないです。俺はそれらを見るのが大好きです。まゆみさんは雑貨屋とかは むしろ入りたくないらしい。俺は雑貨屋が大好きです。食い物屋に関しても、まゆみさんはとりあえず食えればそれでいいらしいのです。こじゃれたところなん かよりも大衆的なチェーン店のほうがはるかにいいらしい。俺は、雰囲気とか内装とか重視でカフェ系とかに基本的に興味が強いです。
つくづく趣味嗜好が男女逆転していると思います。

2007/04/28 01:25 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

まゆみさんと「クイーン」

人によって音楽の聴きかたにはさまざま なスタイルがあります。たとえば俺であれば、子供のころからクラシックばかり聞かされて育ったせいか、歌詞というものがほとんど聞こえず、人間の声もひと つの楽器のように思えます。また基本的にリズム楽器というものにさほど興味関心がなく、ハーモニーとメロディこそが音楽の基本だと思っている節がありま す。
さて、このテキストのテーマはまゆみさんなので、まゆみさんの音楽の聞きかたについて書きます。
まゆみさんは、脳の構造の問題なのか、あるいは子供のころあんまり好きじゃない歌謡曲をさんざん聞かされた後遺症なのか「なんとなくかかっている音楽」は 嫌いだといってもいいくらいです。自分が集中して聞く音楽はいいのだけれど、自分の意志と無関係に鳴っている音楽が嫌いであるらしいのです。しかし集中し て聞いているつもりでも、いつのまにか「自分の耳元で音楽が鳴っている」という事実を忘れるらしい。俺が、空き地に落っこちているプラスチックの管かなん かを木の棒で叩いても音楽に「聞こえてしまう」のと比較すると、これはもう、脳の構造が違うとしかいえないんじゃないかと疑いたくなります。
そうはいってもまゆみさんにも音楽の好みというものはあります。特にボーカルに関しては好みがうるさいというか、一種の神経症なんじゃないかと思うくらい のこだわりがあります。あとはギターの音は「快」はなくとも「不快」はあるということ、変則的なリズムやノリがない曲が好きではないことなどが現在のとこ ろ判明しています。
また、音楽の好き嫌いとは無関係によしあしはわかるようです。俺も長いこと音楽を聞いているので、曲としての完成度はなんとなくわかるし、そう外してはい ない自信があるんですが、その俺から見てもまゆみさんの耳はかなり正確です。しかも具体的に「どう完成度が高いのか」というところまで判断できるっぽいで す。
まゆみさんがいちばん気に入っているのはグレイのボーカルの人の声です。俺は正直そんなに魅力がわかりませんが、初期のアルバムなんか聞くと、これはあき らかに力のある声だということはわかります。まゆみさんの声に関する趣味の基準は「力があること」らしいです。そう言われると、俺なんかは「じゃあサム& デイブなんかどうですか」とか思ってしまうわけですが、そういうことではないらしい。グレイのボーカル以外では、ボン・ジョヴィのボーカルはお気に入りの ようです。まああれもあきらかにいい声だからねえ。ひとつ確実なことは「音楽的でない声はだめ」というのはまちがいありません。だから、いかに迸るパワー があろうともJBはだめなわけです。もっともあれ、迸ってるのってパワーじゃなくて別のものかもしれない。
まゆみさんは「いい声」を欲してはいても、音楽そのものを聞くことにはさほどの興味がありません。だから「いい声」を得るために音楽をたくさん聞くのはめ んどくさいわけです。そこで俺がかわりにいろいろ音楽を探したわけですが「声しか興味がない」というわりに、声以外の部分に関する嗜好も実にやかましい。 すげえめんどくさい人です。
俺はボーカルの趣味としては、いわゆる「エモーショナル」とかいう形容で表現されるような声が好きです。それはたとえば、子供のころにCMで流れてきたロ バータ・フラックの春の陽光のような声であり、FMから流れてきたジャニス・ジョプリンの声だったりします。特に最初に「サマータイム」を聞いたときの衝 撃はいまでも忘れられません。「これは本当に人間の声なのか」と疑った。荒涼とした冬の枯野を吹きすさぶ風のような痛烈な声。人に魂があるとして、その魂 が丸裸のまま絶叫しているような、人をも自分をも傷つけずにはおかないような切実な歌。
ただジャニスの声が音楽的かといえば決してそうはいえないわけで、そういう声を心の底から愛している俺には、結局まゆみさんの声の趣味はわかりようがないようにも思うのです。

そんなわけで、まゆみさんの気に入る声が見つけられないでいたある日、まゆみさんのほうから言ってきました。
「クイーンっていうやつの声なら聞けると思うよ」
魅力的な声を条件に音楽を探していて、フレディ・マーキュリーのことを思い出さないはずがありません。一度は提案していたのですが、たぶんまゆみさんのイ メージのなかには、一度だけ見てしまった、上半身裸、下半身タイツ姿のフレディの姿があったと思うのです。声云々以前にあの外見の異常な濃さに拒絶反応を 示す女性は多いようで、まゆみさんも例外ではなかったのでしょう。にしてもフレディはいろんな意味で濃すぎます。顔濃い、胸毛濃い、声濃い、ホモ濃い、死 因濃い。実際は知りませんが、汗までねっとりしているような印象があります。そりゃだめでしょう。
しかしまゆみさんにしても「声がいい」という事実は否定しきれなかったようです。そこでベスト盤のCDをその場で購入し、早速車で聞きました。
以下は、まゆみさんというより、俺のクイーンというバンドに対する感想になります。ちなみにまゆみさんはフレディ・マーキュリーの声は気に入ったようです。

音楽好きを自認しながら、実はクイーンというバンドに関してはラジオから流れてくるのを聞いたことがある程度でした。今回、最終的にはほぼすべてのアルバムを聞く機会を得ました。
以前からクイーンというバンドに「統一したイメージ」というのを得られていなかったんですが、まとめて聞いてみて理由がわかりました。そもそもそんなもん ないんですね、このバンド。MP3にしてまとめて聞いたんですが、俺もまゆみさんも、通して聞いてみて、最初シャッフルかかってるんじゃないかと疑ったく らいです。それくらいポリシーないんです。ボーカルの声とブライアン・メイのどうやって出してるんだかわからない変でしかも重厚な音のギター、そして異様 な厚みのコーラス。これだけのアクの強さがあれば細かい音楽性なんか逆にどうでもいいのかもしれません。
それにしてもこのフレディ・マーキュリーの声ってのはいったいなんなんでしょう。とにかく表現できるものの「幅」みたいなのが異常に広い。しかもその 「幅」のなかのどこをとっても、まちがいなくフレディ・マーキュリーの声なんです。一発でわかる。これはギターにも共通していえることかもしれません。俺 は楽器に詳しくないし、聞き取れるほうでもないですが、ブライアン・メイのギターって、どこで聞いても一発でわかるような気がする。
深みのある低音から、ときに透明に、別のときには明確にロックとして響く高音。無駄なんじゃねえかと思うくらいの声量。もちろん技術的にも呆れるほど高レ ベルです。70年代のスティービー・ワンダーのアルバムを聞いたときによく思ったことだけど「神に与えられた」としか形容のしようがないような才能という のは、ごくまれに存在するものなんだとあらためて思い知らされた次第。

今回ちょっとまゆみさんとあんまり関係なかったけど、ご容赦ください。まずなにより、俺自身がクイーンっていうバンドにびっくりしてしまった。

そういやどうでもいいんだけど、フレディ・マーキュリーってゲイだったんだっけ。バイセクシャルだったんだっけ。覚えてねえや。まあ、どっちでもいいよね。音楽には関係ない。

2007/04/28 01:25 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

本日のまゆみさん


ネタがたまってるのでそろそろ長文を書きたいんですが、なかなか時間がとれない。
というわけで、今日もまゆみさんの行動を物陰からチェックするような感じで、鬱々と綴りたいと思います。

次回のネタは、まゆみさんと「クイーン」、の予定です。
まゆみさんは声でしか音楽を聴かない人なので、フレディにたどりつくのはある意味必然なわけですが。しかしまゆみさんは現実から目をそらしています。ヒ ゲ、胸毛、セクシーなタイツ、そのへんをまゆみさんは見ようとしないのです! ちなみにうちの妹もやっぱり見ようとしてませんでした。
「だめなんだよ。声聞いた瞬間、あの姿が浮かんできて、もうだめなんだよ」
と、妹は言っていました。
すると、現実を見ないまゆみさんの選択は賢いのかもしれません。フレディのタイツに向かい合ったところでなにか利益があるとも思えねえし。
多くの女性にとってフレディ・マーキュリーはやはり強すぎるのでしょうか。もっとも男性の俺から見ても、半径2メートルくらいは妊娠の危険がありそうに見えます。フレディ、ホモだからありえませんが。

今日のまゆみさんはアレルギー全開でした。昨日家の掃除をやってホコリ吸ったとか、年に一度のケーキ馬鹿食いやったとかいろいろ理由はあるようです。ケーキってアレルゲンのかたまりだよねえ。
ところでまゆみさんはいつテキストを書いてくれるのでしょう。

2007/04/28 01:24 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

本日のまゆみさん

日本は将来的に人口が減るらしい(http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/061221/wdi061221002.htm)。で、その話題が藍屋でメシ食ってるときに出た。

で、まゆみさん曰く。
「コンドームを販売禁止にすればいんじゃね?」
「それはオカモトがかわいそうだ」
「そりゃそーだけど。やらないか、産むか。どっちか選択肢がない。人口増えるよ。あと中絶の禁止。これだけでいいじゃん」

どれだけの悪影響が出るかわからんけど、よほどの荒療治がない限り、人口増える理由、どこにもない気がします。以下、考えられる悪影響。

・捨て子が増える
・人身売買産業の隆盛
・すでに崩れかけてる旧来の家族形態への決定的な打撃(捨てる人間がいれば、必ず拾う人間もいます)
・ストリートチルドレンの発生
・治安の悪化
・非婚層のさらなる増大

しかし、トータルで人口が増えることはまちがいないでしょう。
まあ、現実的には、タダで子供生んで、ある程度の年齢まで育てられる環境があればいちばんいいんでしょうけどね。

2007/04/28 01:23 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

本日のまゆみさん

まゆみさんはフリースを家に忘れてきました。あとドアを開けようとして指を挟んでつき指しそうになったり捻挫しそうになったり内出血したりしました。大騒 ぎです。落ち着いてください。あとまゆみさんはたまに「肉を食いたい」と叫びます。肉を食いたい。野生の叫びだと思います。ふつう人間はあまりこのセリフ を心の底から口にすることはあまりないと思うのです。しかしまゆみさんはそんなに肉が好きなわけではありません。むしろ魚です。ちなみに俺はカレーが好き です。「カレー食いてえ!」は人間が発しうる叫びのなかでも最下層に属する頭の悪さだと思います。かろうじて「白飯が食いてえ!」よりは若干カースト上な 気がします。すごいどうでもいいこと書いてます

2007/04/28 01:22 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

本日のまゆみさん

長文がまとまるまで待っていてはいつまで経っても更新できません。
なので、時間がない日は「本日のまゆみさん」と銘打って、なんでもいいからまゆみさんの言動をメモしてみます。なんかこういう書きかたすると、俺まるでストーキングしてるみたいですよね。物陰から覗いてる感まんまん。

車のなかにて。

俺「いまの運転手のおっちゃん、めちゃめちゃいい人そうだったな。あれは、そーだな。遅刻しそうになってパンくわえて慌てて家飛び出してるね」
ま「フラグだ!」
俺「早えよ。まだフラグじゃねえよ。なんか一段階飛んでるよ!」
ま「フラグだよまちがいないよ!」
俺「違うよ! だいたいパンくわえてんのは女の子のほうだろ。おっさんがパンくわえて飛び出したら、最初の曲がり角までに食い終わってるに決まってんだろ」
ま「フラグ狙いだよ! だからカバンのなかにパンの予備が入ってるんだよ!」
俺「どういうおっさんだよ。ナマかよパンがナマでカバンにイン!かよ!」
ま「狙ってるんだからそれくらいして当然」
俺「なんかおかしいと思ってたんだけど、それフラグじゃねえ。策略とかだ」

まゆみさんは展開がとても速いです。

2007/04/28 01:22 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

まゆみさんと「性別」

今回、長いです。

とりあえず世上よく言われるように、この世にはジェンダーというものがあって、男性性と女性性というものが存在するとします。いやするんでしょうが。こう いう考えかたにあまり慣れてない方のために解説すると、男はスカートはいちゃいけないとか、女がぱんつ見せて胡坐かいちゃいけないとか、それ系の先入観で す。要するに「男らしさ」とか「女らしさ」といわれるようなものですね。
人間の肉体を一個の「モノ」としか考えるのであれば、確かにそこに雌雄の区別はあります。しかし肉体的な雌雄の区別というのは、実はそのまま「男らしさ」 「女らしさ」にはつながりません。まったく先入観を排除して考えるのであれば、肉体的に女性であるような存在が男のように振舞うことも、その逆もまったく 問題ではないはずなのです。ただし、男性がスカートをはくことによって露出される脛毛がきたねえというのは先入観ではなく、これは宇宙普遍の真理だと思う ので、カン違いなきようお願いいたします。
まあ、そういうものだと思ってください。男女の性別その他の是非はここでは問いません。主題ではありませんで、以下の話題を続けるのに必要な前提知識というだけです。そして、このテキストの主題は常に「まゆみさん」です。
まあ、まゆみさんがそういう人だという前提のうえで、以下の文章を読んでいただければ。

えーと、トラックバックとやらを飛ばすときの作法がよくわからないので、てきとーにやってみますが。とりあえずナツさんとこから拾ってきました。このランキングを見た瞬間「これはまゆみさんがどう思うかインタビューしてみなければ!」と思い立ったので、速攻やってみた。
ランキング自体は、
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/11/22/002.html
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/11/08/382.html
このへんにあります。

まず男のダメ姿のほうから。

1位 1,017票 飲食店などで、店員に偉そうにする(態度がでかい)
人として最低だね。

2位 985票  割り勘で10円台まできっちり請求してくる
割り勘ってそういうものでしょ? てゆうか。1円台まで請求されても別になんとも思えないけど。そもそも男だから細かいこと言うなとか、それくらい払えとか、そういう気持ちの表れなわけでしょ、女側の。

3位 871票  蛾やゴキブリが出現したときに大騒ぎする
ダメだね(ものすごい断言口調で)。男だからとか女とかじゃないね。ダメだね。え。蛾ってそんなにオタオタするものか? 蜘蛛じゃないのか? いや、そ りゃ蛾は確かにきもいよ。え、でも蛾? 蜘蛛じゃなくて? 蛾なの? いや、確かに蛾だとしたら……蛾くらいで騒がれたら、確かに3位来るだろうね(なぜ そこまで蛾にこだわるのかがわかりません←俺ツッコミ)。

4位 852票  食後に爪楊枝で思いっきり歯の掃除をする
口元を手で覆えばぜんぜん問題ない。てか覆わない場合、しーしーやってる現場を後頭部からハリセンで叩きたい。

5位 767票  オフィスの机の上がフィギュアだらけ
ごめん。あの。絶対だめっていうか、私物はおうちに持って帰ってください。(ちなみに萌え系のフィギュアだったらどうですか、という俺の質問に対して)その人がいないあいだに向き変えるとか倒す。違うもの持たすとか。もちろん指紋は残らないように。

6位 633票  下着代わりの柄モノTシャツが、ワイシャツの下から透けている
Tシャツならいんじゃない? あと透けるのが前提で着てるならいいんだけど、透けてないつもりで実は透けていたってのはちょっと恥ずかしいんじゃないかと 思う。ちなみに透けてるのがTシャツならぜんぜん悪くない。Tシャツの隙間から胸毛が見えてるのよりはぜんぜんマシ。それにくらべりゃTシャツくらいぜん ぜんふつうじゃん。

7位 620票  車の駐車が下手
それはだめかもわからんね。あとエンストするのにマニュアル乗る人。これはだめだね。どこのだれとはいいませんが(言うまでもなく俺のことです)。

8位 602票  職場ではスーツ姿が決まっているのに、私服がイマイチ
私服もスーツにすればいんじゃね? いや別にどうでもいいと思うけど。

9位 528票  電車の中で携帯ゲームに夢中になっている
いや別に。音を出してたり笑ってたり声出してたりしてたら、だめっていうか危ない人だけど、黙々とやってるぶんには別にどうでもいいと思う。だれにも迷惑かけてないんだからいいじゃん。

10位 463票  おしぼりで顔を拭く
目の前に拭く人いるし。いや別に、顔拭こうが首拭こうが勝手にすればいいと思う。

で、総括。
「てゆうかなにをもって「ダメ」なのかがよくわからない。行動で男のよしあしを判断しようとするのは、そもそものまちがい」

だそーです。
あー、まあいかにもまゆみさんらしいというか。ナツさんも言ってましたが、1位に関してはこれ人間性そのものの問題なんでしょう。ほかのすべてのランキン グに関して「どーでもいい」という姿勢を貫いてるまゆみさんが、1位だけに関してはほぼ完全否定です。5位の否定に関しては、単に「職場に私物を置くべき ではない」という思想の問題でしょうし。

えーと、次は「女性の萎え姿ランキング」ですか。

1位 686票 鼻からタバコの煙を出したり、くわえタバコをする
鼻から煙を出すのはアウトだと思うけど、くわえタバコはふつうにする。

2位 549票 オフィス中に漂うくらい、匂いの強い香水をつけている
これ萎える以前の問題。アウト? 喘息出るよ。

3位 546票 電車の中で周りを気にせず化粧をしている
電車のなか=化粧室って、常識疑うね。

4位 421票 電車の中で口を開けて寝ている
え。寝てる姿まで文句言われんの? 確かに見たら萎えるけどね。あーあがっかり、だよね。

5位 370票 化粧が何となく変(眉毛の形・長さ、厚塗り)
そもそも化粧する理由がわからないんですけど。でもするからにはちゃんとしたほうがいいよね。

6位 356票 オフィスの机が散らかっている(男の自分より汚い)
女は整理整頓しなければならないんですか? いや別にいいじゃん。机の上くらい。フィギュア乗ってなきゃ。散らかしてる人はねっ、どこになにがあるかちゃんとわかってるんだよ! 少なくとも私は(少数派だと思うよ、それ←俺ツッコミ)。

7位 312票 付き合ってみたら、家事全般が出来ない人だった
ごめんなさい(即答)。でも初めにちゃんと言った。

8位 218票 下ネタを何の躊躇なく話す(少しは恥ずかしがって欲しい)
個人的に話すべきではないと思うし、話していないつもりなんですが。
話す必要ないと思うんだけど。

9位 216票 スーパーやコンビニで、スウェットの上下や、ダボダボのジャージ姿で買い物
萎える云々以前。どういう神経してるのかワケわからない。ここはおまえの家じゃないぞと言ってやりたい。

10位 178票 すごくいい笑顔だけど、歯に青海苔が付いていた
そ、それ萎えるって(脱力したような笑いを浮かべながら)。いや、男だったらダメな男ランキングくらいかもしれないけど、女だったらそれ萎えるって。

で、総括。
「なんで女相手に萌えようとすんの?」


いちおー萎えの対義語が「萌え」であるという前提で答えてもらってます。
2位に関して拒絶反応が激しいのは、まゆみさんは、強度のアレルギー体質なので、揮発性のものに対してはすべて喘息で反応する、という個人的な理由でしょう。
9位については、俺らの仕事がコンビニで、常日頃スウェット上下でいらっしゃるお客様の、いかにも生活全般に関してだらしないというか、18で子供生んで 20歳で離婚して、子供にちょっとありえないアクロバチックな名前つけてその子供は中学生ともなれば深夜に町を徘徊してコンビニの駐車場でカップ麺食って 中身の汁をぶちまけて注意すると逆ギレして親呼ぶと「うちの子供のなにが悪い」とかいう低脳な人たちをよく見てるからでしょう。
しかし、総括がひでえ。
ちなみに、いちおー俺もコメントつけてみました。

男のダメ姿ランキング。

1位 1,017票 飲食店などで、店員に偉そうにする(態度がでかい)
ゴミじゃね?

2位 985票  割り勘で10円台まできっちり請求してくる
これは俺もまゆみさんと同じ。割り勘とはそういうものだと思っている。ただ俺の場合は、その場の空気、社会的立場などでてきとーに変える。つまり個人的にはどうでもいいと思っている。

3位 871票  蛾やゴキブリが出現したときに大騒ぎする
いやなもんはいやだろ。俺は大騒ぎはしないけど、虫は嫌いです。もっともその「大騒ぎする」「しない」の我慢のできる度合というか、要するにぐっとこらえ られるレベルについて著しく低いのは、男の場合はあまりよろしくないだろうな、とは思う。それはつまり、虫だけの問題じゃないし。

4位 852票  食後に爪楊枝で思いっきり歯の掃除をする
あんま気分のいいものじゃないねえ。ちなみに俺はしません。

5位 767票  オフィスの机の上がフィギュアだらけ
ないよ。でもナツさんとこで書いたように、自分のパソコンデスク周辺に電撃とかは平気で置いてあります。ちなみに家のなかでなにするかというと、ごはん食べさせたり、冷たくされてもやさしくしたりしようとします。すっごいダメ人間です!

6位 633票  下着代わりの柄モノTシャツが、ワイシャツの下から透けている
あー、これは俺がスーツまったく着ない国の人だから、そもそもそういう感覚がない。自分自身のなかに「スーツに関する美的感覚」というのがカケラもないの で、判断のしようがない。でもまあ、会社員とかで、スーツの下にハードロックカフェとかのTシャツが見えてたら「あれはなんでしょう」という不思議気分に はなるかもしれない。

7位 620票  車の駐車が下手
俺ヘタじゃねえよ! めちゃくちゃキツい縦列駐車とか余裕だよ! でも広い駐車場だとうまく駐車位置がイメージできなくて曲がるだけだって!

8位 602票  職場ではスーツ姿が決まっているのに、私服がイマイチ
ごめん。俺、ファーストリテイリングのほうから遣わされたスーパーユニクロ戦士。

9位 528票  電車の中で携帯ゲームに夢中になっている
ああ、俺はこれダメ。ダメっていうなら、これこそはダメな姿だと思う。でもその人が、もし激しいゲーム好きならダメではないと思う。ま、パッと見じゃそんなことわかりようもないんだけど。

10位 463票  おしぼりで顔を拭く
ごめん。俺全開! むしろおしぼりは顔拭くもの!

んで、総括。これ、会社員のダメ姿だね。フリーターからそのまま経営者になった俺のような人間だと、基準としてすでによくわからないものが入ってる


んで「女性の萎え姿」のほう。

1位 686票 鼻からタバコの煙を出したり、くわえタバコをする
いや、なにが問題なんだかさっぱりわからない。タバコを吸うことに関する男女の肉体構造が一緒である以上、女だけ鼻から煙出していかんというのはどういう料簡だ。そんなもんに「萎え」感じるおまえはいったい何様だというのだ。

2位 549票 オフィス中に漂うくらい、匂いの強い香水をつけている
個人的な趣味として、これはだめ。香水のにおいが苦手。

3位 546票 電車の中で周りを気にせず化粧をしている
これもなにが悪いんだかよくわからん。そもそも「化粧」という行為自体がどういう意味を持っているかわからない、という点においてまゆみさんと一緒なので (理屈でならわかるが、感覚としてはよくわからない、ということ)、それを電車内で直すことにどういう意味があるのかもわからん。崩れたら直すもんじゃな いのか。

4位 421票 電車の中で口を開けて寝ている
これ、男女問わずマヌケだと思うけど。てゆうかうまくやれば萌えポイントじゃね?

5位 370票 化粧が何となく変(眉毛の形・長さ、厚塗り)
あー、これは。「なんとなく」はまずいよね。およそ人の外見に興味がない俺だけど「なんとなく」はまずいと思う。かえって。しかしこれもうまくやれば、萌え(以下略)

6位 356票 オフィスの机が散らかっている(男の自分より汚い)
能率落としたり、他人の机にはみださなければどうでもいいと思う。てゆうか男が乱雑でよくて、女が乱雑じゃだめって理由はどこにもないだろ。というか、ま ゆみさんとまったく被るが、なぜ男の自分より汚いのがだめなんだ。明確に説明できる男いんのかよ。「女のくせに」というセリフを言うやつは、ことあるごと に「男のくせに」というセリフを言われても問題ない人間とみた。むしろ「男のくせに」とまったく言われないだけのもののふとみた。だよな。じゃなきゃ人に 要求できねーよな? それとも女には本能的に片付けできる遺伝子が組み込まれてるとでも?

7位 312票 付き合ってみたら、家事全般が出来ない人だった
まゆみさんはまったく家事できません。というか明確に自分の意志でやりません。それを知ったうえで結婚した俺にとって、これがなんの萎えポインツになると?

8位 218票 下ネタを何の躊躇なく話す(少しは恥ずかしがって欲しい)
というか、個人の領域に属することを公の場で堂々と話す人間は、下賎だ。そして徹底的に同じ論調で申し訳ないんだが、なぜ恥ずかしがらねばならんのだ。女 にそれを押し付けるということは、対義語として男はすべて性豪伝説であらねばならんってことでいいのか。心底くだらねえぞ。俺が言うのもなんだが、そんな 幻想は二次元にでも抱いとけ。幻想を抱いてしまうことまでは止めない。というか、止めたら俺が自殺点。

9位 216票 スーパーやコンビニで、スウェットの上下や、ダボダボのジャージ姿で買い物
俺の基準は「スウェットの上下は部屋着の象徴」ということです。ですから、最低限ジーンズくらいははいとけよ、と思う。てゆうか経験からいえば、上下スウェットまで行っちゃってる人は、例外なく「公」というものに対する意識がスウェットレベルです。

10位 178票 すごくいい笑顔だけど、歯に青海苔が付いていた
こ、これレトリックとしてヤバい。これは萎える。

総括。幻想は二次でやっとけ。くだらねえ妄想は捨てろ。男も女もひとしく人間だ。俺は男らしさを要求されるのもごめんだし、女らしさを要求することもない。社会的立場として最低限の「男性らしさ」しか機能させる気がない。それは社会的義務だからな。

ちなみに俺が思うに、まゆみさんは「女らしさ」のほうにはあんがいこだわりがあるように思います。自分自身は「世にいう女性」であることを徹底的に拒絶し ている(スカートははかない、化粧はしない、女言葉は使わない、というかそういうことをしなくて済むように生きてきた。まゆみさん、実は就職したことがあ るそうですが、お酌をさせられた次の日に辞めたそうです。徹底してますな……)のですが、それは「自分自身」についてはそうであっても、ほかの人が「女 性」である分には、別に嫌悪感を抱かないようです。というか、エロゲのキャラの好みをみていると「かわいらしい女の子らしさ」というのはむしろ好きなので はないかな、と。
まゆみさんが圧倒的に嫌悪感を示すのは「男性に気に入られるための機能」としての「雌」のような部分です。これは俺もまったく同様です。そもそも俺はほと んど原理的でラディカルなまでの男女平等主義者なので(これはイデオロギーとしてそうなので、そのためならどんな不自然であっても貫き通すべきだ、という 点においてまゆみさんよりもなお程度は酷いです)、媚びのようなものはまったく許容できません。
俺が「この世界に生きているのは俺とまゆみさんだけだ」というようなセカイ系思考を崩さないのは、現実的にこの世界で生きる俺という肉体としての「男性」 が、ただの「人間」として生きるためのパートナーとしてまゆみさんを選択したから、ということもいえるかもしれません。俺とまゆみさんは、互いに男でも女 でもなく、ただ「俺」と「まゆみさん」です。その形式を維持したまま、一対として生きていくことが可能なのです。
そして、その基盤があってはじめて、俺とまゆみさん以外のすべての人間を単なる「人間」と見て生きていくことができるわけです。
それほどまでに性別というものを憎悪しているともいえますし、また自由でいたいということもいえます。これはイデオロギーなので、絶対に曲げません。より人間が自由であるためには、性別というのは最大にして最終のくびきだと信じます。

っといかんいかん。このテキストは「まゆみさんについて執拗に書く」のが目的でした。
じゃあまゆみさんにとってはどうなのだろう。
女性の肉体をもって「女性ではないもの」として生きるのは、たぶん男性が同じことをするよりもめんどくせーことです。しかもそれでは生きてくのが困難で す。だからまゆみさんは俺という人間を選んだのでしょう。そして俺は、俺のことを「男性」とみなさないまゆみさんを選択したのでしょう。
俺もまゆみさんも、ただ束縛されたくないだけなのです。可能な限りあらゆるものから。

てなわけで、次回は似たような内容で、まゆみさんと「野郎」ということでお届けしたいと思います。並列するだけで怒られそうです。

2007/04/28 01:20 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (10) | トラックバック (0)

まゆみさんと「ドライブ」

まゆみさんは歩くのが嫌いです。そして出かけるのが嫌いです。しかし知らない場所を見るのは好きなのです。そんなまゆみさんの趣味が「助手席でドライブ」です。
うちの車はスバルのサンバーという軽貨物車です。名前はサンバーたんです。軽といってもこのへんの貨物車になると、実はヘタな乗用よりも高かったりします。さらに貨物を積載して走ることが前提ですから、スプリングはかなり硬く、決して乗り心地がいいとはいえません。そしてなにより快適装備皆無。エアコンくらいはかろうじてある、という程度です。そのエアコンだって、冷やしまくるか、あるいは暖めまくるかの二択しかないようなものです。ドッカンズッキュンな感じのシロモノです。意味わかりませんか。
軽であることに迷いはありませんでした。これは俺がけっこう長いあいだ小包の配達のバイトをやっていて、車というと軽がサイズ的にいちばんしっくりくるからです。そして、あえて貨物にこだわったのは、後部が異常に広いからです。
軽貨物というのは、要するに箱です。ですから、スペース効率は最大です。そして俺は昔から車を「移動する部屋」にしたかったのです。もっとも俺は運転する人になってしまったので、後部座席はもっぱらまゆみさんの部屋になっています。

さて、まゆみさんは車の免許を持っています。堂々のゴールドです。
そして、免許は身分証明書として取得した、と断言するまゆみさんは、そのとおり、免許を取得してから以降、車の運転は一度しかしていません。自転車について書いたときにまゆみさんが断言していましたが、まゆみさんにとってエンジンは不要なものなのです。不要であり危険なものである以上、たとえなにがあっても運転しない。まゆみさんの理屈と行動の一致は徹底しています。
しかし運転はしなくても同乗者であることには問題ないようです。なんだかアーミッシュの文明に対する態度みたいですが、要は自分が運転しなければそれでいいのです。
まあそんなわけで、もっぱら運転は俺の役目、まゆみさんは助手席か後ろでくつろぐのが役目となっています。

また、ぽりんもドライブが好きです。ドライブというと自分の登場だといわんばかりに、必ず車に乗っています。うちの車はマニュアル車なんですが、ぽりんはギア操作もできます。でもセカンドとバックしか入れられません。それ以外のギアの存在は知らないようです。なんでセカンドとバックだけなのかはよくわかりません。

サンバーたんはいままで3万キロくらい走っていますが、たぶん、そのほとんどはまゆみさんが乗っています。助手席で乗った距離としてはかなりのものだと思います。オイルの違いによるエンジン音の違いを体感できる助手席専門の人ってあんまりいないと思います。タイヤの違いによる直進安定性の違いも体感できてます。
車を運転する人は、わずかな重量の違いでもあんがい体感できてしまったりするものですが、俺の体感はすでにまゆみさん込みで標準となっており、まゆみさんがいないと「重量バランスが狂っている」と判断されてしまいます。
サンバーたんは、北は下北半島の先端から、西は広島までけっこう広い範囲を走りました。車に乗っているあいだ、俺とまゆみさんがいったいどれだけの会話をしたのかはよくわかりません。どうでもいいことも話したし、そうでないことも話したかもしれません。たまにはサンバーたんもしゃべるのですが、俺にはサンバーたんの言葉は聞こえないので、まゆみさんが通訳することとなります。最近、洗車をしてないのとオイルを1万キロばかり交換してないんで、あんまり機嫌はよろしくないようです。

まゆみさんは、ドライブをしているあいだ、ひたすら周囲の光景を見ています。看板の文字とかも読んでいます。まゆみさんはそれを非常におもしろいと言います。知らないかたち、知らない風景、知らない人間、そんなものがまゆみさんの目を通じて記憶されていく様子を想像するのはなかなかに楽しいことです。まゆみさんの脳は、俺と同じ人間という種類の脳とは思えないくらい、俺のとは違っています。情報の入手手段から、その処理方法、そして出てきた結果のすべてが俺の予測の外にあります。まゆみさんが車に乗っていて、風景を眺めている。そのこと自体が俺にとってはおもしろいことです。

俺には夢があります。
1年くらい時間をかけて、ひたすらのんびりと日本中をサンバーたんで回ることです。車内には布団も完備されているので、どこでだって寝ることができます。その気になれば、弁当屋とかでてきとうに弁当買って、後部座席であぐらかいて食べることもできます。
まゆみさんの頭のなかに、たとえば三次市だとか、寒河江町だとか、輪島町だとか、音威子府だとかの風景がどんどん蓄えられていくのです。まゆみさんは、日本のあちこちの景色を脈絡もなく記憶していて、次に旅行をしたときには「ここ見たことある」というのです。俺が思いもよらないような場所で。「ここ前に来たときは、横風がすごかったよね」とまゆみさんがとつぜん言い出すのです。共有した時間が、まゆみさんのなかで確実に生きている。それ自体が価値のあることのように思います。

で、俺は片っ端から行ったことのある場所忘れるわけですが。
いや、場所の記憶力っておそろしいほどなくて。
ちなみに人間に関する記憶力はもっとひどいです。1年間一緒に働いたアルバイトでも、1年後には忘れてることがあります。ひどすぎる。

まゆみさんがドライブについて書きました。

http://munimunigyafun.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/20061130.html

俺も決して看板を見るのは嫌いではないのですが、運転手にはそこまでの余裕がありません。

2007/04/28 01:19 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

まゆみさんと「パソコン」

ちょっと間があきました。なんか24時間近い勤務とかまじやめてほしいですね。テンションも下がりがたちなMK2ですこんばんわ。もっともテンション下がると無駄な文章が減って読む人にとっては読みやすいような気がするのですが。

今日はまゆみさんとパソコンについて書こうと思います。まゆみさんをパソコンにたとえるなら、このGUIの時代に、コマンドプロンプトですべての処理をしている変わった人です。マウスとか使うだけ面倒じゃんとか思ってるらしいですが、実際にパソコンをいじってるときはやらたにショートカットキーを多用する俺のことをなんだかなあと思ってるらしいです。
いやそういうことじゃなくて。
まゆみさんがパソコンを初めて手に入れたのは、俺と結婚する前のことで、伝聞のかたちでしか知りませんので、ちょっと具体的な時期はわかりません。確か OSがウィンドウズ98だったので、まあそんな時代だったはずです。特にだれかに教えてもらうこともなく独力ですべてやってきたらしいので、最初のころにはうかつにAOLとか入っちゃったらしいです。買った動機は確かなんとなくおもしろそうだったからとかそんなんだったと思います。大多数の人とさほど変わりません。少なくとも時代の波に乗れ遅れたくないとかそんな大層な理由ではなかったはずです。
いまではパソコンがないとなにもできない立派な廃人に成長しました。まゆみさんは、他人との会話を楽しむこともできるのですが、それに付随して発生する人間関係が面倒な人なのです。また、とにかく出かけるのが嫌いです。この出不精っぷりはちょっと俺、36年間の人生でここまで酷い人は見たことがありません。そんなまゆみさんにとってパソコン、そしてネットというのは神が与えた悪魔の道具というべきでしょう。当人にとっては福音でしかなかったでしょうが。しかしこうやって要素だけ並べてるとまゆみさんはどう考えても引きこもりというほかなく、だから当人も引きこもりを自称するのでしょう。

パソコンというと、うちには自作パソコンが2台ばかりあります。過去に作っていまもう使わなくなったぶんも合わせると、全部で4台くらいはあり、そのいずれもまゆみさんが作りました。というか組み立て式家具ですら全部まゆみさんが作っています。俺はパソコンとかそういうのぜんぜんだめなのです。パソコン関係に関しては、俺は、虹裏に長時間常駐できるのと、タイピングが多少速いことくらいしか取り柄がありません。
まゆみさんは、子供のころはプラモデルを組み立てるのがけっこう好きだったそうです。というか完成図があらかじめ存在するものに関してはなんでも組み立てるのが好きなようです。しかしいちばん好きなのは分解するほうだと言っていました。そういえば自転車もメインでいじってるのはまゆみさんだったような気がする。俺役立たずなんでしょうかひょっとして。

俺自身はパソコンは、MS-DOSの3.3あたりからの付き合いで、まあそれなりに長いほうです。きっかけはその当時勤めていた会社の社長からパソコンをタダでもらったことです。条件は一太郎を習得することでしたが。それ以前からワープロ専用機(オアシス。これのせいで俺は親指シフターとなってしまった)は使っていたのですが、やっぱ汎用性という点では当時ですらパソコンにはかないませんでした。そうやってパソコンをいじってるうちに、同人ソフト(ごとP のCG集あたりがきっかけだったような)を買うようになり、そして悪いお友だちからエロゲ借りてるうちになんだか取り返しのつかない道に踏み込んでしまっていたようです。もっともパソコンがなかったらその道に踏み込んでなかったかというと、実はそれ以前からすでに思いっきり分岐は発生してたわけですが。
でまあ、パソコンに関してはすれっからしと言っていい俺と比較しても、まゆみさんは結婚当初からパソコンを使いこなしていました。エクスプローラでファイルを見るのが楽しかったそうです。ネットにつないでいない当時はそれしかやることがなかったかららしいですが、パソコンの使用法としては極めて変態に近いほうに属するのではないかと思われます。

今日は別にオチないです。
ナツさんとこにトラバ飛ばそうと思ったのですが、まゆみさんのことばっかり書いてると飛ばす理由がないことに気づいて愕然としました。しかしそれでも俺はまゆみさんについて執拗に書き続けるのでした。そうだ。ブログじゃんこれ。あちこちにトラバ飛ばせるんだった。いま気づいたよ。
次回はなにについて書こう。予告しとけばいいんだな。まゆみさんと納豆。並列するだけでクレームが来そうだな。まゆみさんと道路工事。ぜんぜん関連性ないな。まゆみさんとあゆみさん。だれだよあゆみさん知らねえよ俺そんなやつ。まゆみさんとドライブ。まあこのへんかな。

まゆみさんがパソコンについて書きました。
といいつつ、ナンプレだかなんだかの話が混じってます。

http://munimunigyafun.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/20061122.html

コメント募集中だそうです。なんでもいいそうです。

2007/04/28 01:18 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (10) | トラックバック (0)

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