ふたりでつくる(仮)

最近の記事

  • 20081116
  • 20081010
  • ダイエット日記
  • 新興住宅街マニア
  • コンビニも変わった
  • カレーラザニアまゆみさん風
  • まゆみさんは口のなかを切った
  • もうじき40歳
  • まゆみさんはカスタードボンブを食べました
  • 経験則

最近のコメント

  • 出逢い系 ( 20070120 へのコメント)
  • 出逢い系 ( 20070120 へのコメント)
  • 出逢い系 ( 20070120 へのコメント)
  • 筆おろし ( 20070120 へのコメント)
  • 性欲 ( 20070120 へのコメント)
  • ご近所出会い ( 20070120 へのコメント)
  • 逆援助 ( 20070120 へのコメント)
  • 逆援助交際 ( 20070120 へのコメント)
  • 逆援助交際 ( 20070120 へのコメント)
  • 逆援助交際 ( 20070120 へのコメント)

最近のトラックバック

アーカイブ

  • 2008年11 月
  • 2008年10 月
  • 2008年6 月
  • 2008年3 月
  • 2008年2 月
  • 2007年10 月
  • 2007年9 月
  • 2007年8 月
  • 2007年7 月
  • 2007年6 月

カテゴリー

  • MK2がなんか書いた (78)
  • MK2の行動記録 (15)
  • ちびすけちゃんが更新 (11)
  • まゆみさんの備忘録 (54)
  • まゆみさん風メニュー (1)
See More

フォトアルバム

  • 休憩中
    うさーズ
フィードを購読

オヤジの国

気がつくとまた更新間隔があいてるので、どうでもいいこと書きます。

俺はコンビニを経営しています。神奈川県内とは思えないほどローカルで、また肉体労働者の方が実に多く、ありていにいって低学歴の町なのですが、それだけに、オヤジとかにはものすごい味わい深いのが多いです。

昨日の朝、俺が店頭でゴミ交換なんかやってると、早速常連につかまりました。
「おい、マスター」
マスターです。だれも店長なんて読んでくれません。もちろん「オーナー」なんて、呼称すら知らないでしょう。いかにも20年前まで海の男だった感じの日焼けした、60歳くらいのオヤジです。小柄ながら頑健な感じの肉体を持っているのですが、酒飲みすぎなのかなんなのか、顔は赤黒いです。
しかも声がでかい。
でかいなんてなまやさしいもんじゃないんです。これじゃ東シナ海の荒海の上を木の葉のごとく翻弄される漁船のうえでも日常会話ができそうです。てゆうか冗談抜きで、周囲の建物に声が反響してるんですよ。至近距離にいる俺に向かって話しかけるのに。
さらにすごいのが、けっこう人通りの多い朝の時間に、それだけ絶望的な大声で日常会話しようとしてる人間がいるってのに、だれも興味関心を払わないんです。つまり、こういうオヤジは町中にふつうに生息してるってことです。
「タバコ吸いかけちまったんでよ! 最後まで吸わねえともったいないじゃねえか! 吸ってから買い物させてもらうからよ! ちょいと勘弁な!」
渋谷の駅前で90ホーンとかの騒音らしいですが、これ、体感の騒音は150デシベルとか行ってるんじゃないでしょうか。とにかく響きかたのケタが違うんですよ。たまにいるじゃないですか。目の前で聞いても10メートル離れても同じくらいの声の大きさに聞こえるような人種って。あの人種が全開で(当人的にはまだ控えめなんでしょうが)しゃべるわけですよ。そりゃうるせえ。まあ、混雑してる道路の向こうとこっちで日常会話する人たちに文句言ったって始まらないんだけどさ……。
このオヤジは、最近ラークマイルドがリニューアルして、フィルター部分が茶色から白くなったのがかなりご不満なのです。
「なーんか軽くなった気がすんだよな! しかもすぐに吸い終わる。なあ! ハイライトとかにすりゃいいのかもしんねえけどよ! あれ吸うと息できなくなんだよ! あははははは! 死ぬな!」
条件反射で「死ねよ」とか言いたくなりますが、そこは俺も大人です。
「私も吸うんで、あんまり人のこと言えたもんじゃないですけど、やめればいちばんいいんでしょうけどねえ……」
「バカ言うんじゃねえよ!!!」
ズッギャーーーン。
190デシベル突破。つかまじで耳痛え……。
「おまえ、俺ァよ、タバコやめねえよ! おまえ俺ァタバコやめるんだったら、人間やめらァな! あははははははは!!!」
「あはははは、ですよねー」
俺は人間やめる気はねえよ。一人でやめれ。
あとそれ覚醒剤のキャンペーンであってタバコじゃないよ。俺もまゆみさんに言われるまで気づかなかったけど。
「んじゃタバコ買ってくるわ! 俺もそろそろ禁煙すっかなあ!!」
そう言いながらオヤジは店内へと消えていきました。
ここまで豪快に矛盾してると、もうツッコミなんて無粋なものです。
てゆうかこのじーさんじゃなかったかなあ、前に「酒のせいでなった病気は酒で治すんだよ!」とかゆってたの……。


次は昨日の夜です。というか、日付変わってもう朝方ですね。5時くらい。
泥酔した20代後半くらいの兄ちゃんと、さらに泥酔した40がらみのオヤジ。俺は一人で夜勤。もう、ドアの外の段階で泥酔してるのがわかったんで、あらかじめ警戒モード。まあ陽気そうな酔っ払いなんで問題は起こさないだろうけど。
オヤジ、いかにも泥酔者らしく、ふらついた勢いでそのままドアに体当たり。バーンと派手な音を立ててドア全開。
店内に足を踏み入れたとたん、
「猫のーーーーーー、えさ!」
「あははははははは」
後ろから入ってきた兄ちゃん爆笑。
……勘弁してくれよ、のっけからこのテンションかよ……。
あとは二人の会話。
「おい、おめえよ、猫だよ。猫。メシ食うんだよなあ、やつら」
「あはははは、食うっスねえ! 箸で!」
「あははははははは、バカ言うなコラ!! 殺すぞ! 猫が箸使うわけねえだろこのボケ!」
「使うわけねえっスよねえ!」
「おめえあれだ、猫はフォークよフォーク! こう……」
ふらつく足でジェスチュア。てゆうかその手つきは完全に箸。
「すげえっすね! 猫、洋食派! ナイフ使うんすか!」
「バカかてめえは! 猫は……」
ペットフードの売場の前に行って、猫缶をざこざことカゴに放り込む。
「魚! 猫はー、魚! 和食派!」
「じゃなんでフォークなんすか! おかしいっすよ○○さーん!」
「そりゃおめえ……難しいこと聞くんじゃねえよ!」
オヤジ、若者の後頭部をばちこーんとブッ叩く。
おめえらうるせえよ……。
が、目的が猫えさであったことは本当らしく、すぐにレジに直行。カゴのなかには20個ばかりの猫缶。いったい何匹家族だよこれ。
オヤジ、俺に向かって、
「猫! 猫ちゃんのー、ごはん!」
「○○さん、これっすよ、このハンバーガー! うまいんすよ!」
若いのが、あとからパンの棚にある人気商品、ハンバーガーを持ってきて、カゴに2個入れる。兄ちゃんのほう、カウンターに手をついて、俺を凝視。
「なあ、マスター!」
またマスターかよ……俺、飲み屋の主人じゃねえっつーの。
「マスター、聞いてる? ここのハンバーガーはねえ……」
ひときわ目に力を込めて、じっくり溜める。
そして、炸裂。ウィンクしそうな勢いで、
「好・き☆」
そのままカウンターの上に頭をがこんと落として、
「うー、飲みすぎたなあ、こりゃあ……」
一瞬でも早くこの騒々しい者どもを店の外に追っ払いたかったので、ちゃっちゃと会計。
「以上で3400円でございます」
猫えさでこんなに買うバカいんのかよ。コンビニで……。
「はいよ。ほら、1億円!」
うるせえ! ただでさえいらいらしてるのにいかにも言いそうなくだらねえオヤジギャグ言ってんじゃねえ! しかも1億円。相当に気がでかくなってんな、こいつら……。
「はい、6600万円お返しです。これでマンションでも買っちゃってくださいよ!」
この手の酔っ払いは調子を合わせてないと本当に絡んでくる可能性があるので、てきとーに相手。
「おっ、マスターわかってんじゃないの。マンションいいねえ。猫ちゃん、一匹に一部屋いけんじゃないのー? えーと、あけみ、さおり、たかこ……」
「○○さん、それ猫じゃないっすよ! 愛人っすよ!」
「バカ野郎おめえ……猫にお酌できんのかよ? え? できるわけねえだろう! ンだよ、え? おめえ……帰るぞオラ!」
あれ。なんか素で機嫌悪いんですけど。
つーか地雷?
え、いまの会話のどこに地雷があったか教えてよ。すごい意味わかんないよ!

まあ、そんなわけで、とにかく泥酔者二人はすんなり帰っていった。
いや。ちょっと待て。
いまレジ打ったえさの半分近く、犬えさだったぞ。いいのかよおい。追いかけていってつっこみたい気持ちでいっぱいだったが、面倒ごとを背負い込むのもいやだったので、放置。
で、しばらく自分の作業やってたら数分で若いのだけ店内に戻ってきた。
おいおい勘弁してよ……。
兄ちゃん、大量のハンバーガーを持ってレジにどさっと置く。
慌ててレジに行った俺の目をまたじっと見る。
「いやマスター、このハンバーガーね、ほんっっっっっっっ」
すっげえ溜め。これが格ゲーだったら即死級の技出ますよ。
「っっとーーーーにうまかったんだよ! これ食うよ。あっためてよ!」
10個あるんですけど。
「え、よろしいんですか? あたためて」
「いいんだよ! あっためてよ! ○○さんが4個で俺が6個な! あの人ほら、カロリー制限かかってるからさ!」
泥酔しててもそういう問題じゃないことくらい気づいてよ、お願いだから……。
で、かなり時間かかってあたため終わったやつを袋に入れようとすると、
「袋いらねえ」
「え、でも持てますか?」
「んだよ。持てねえって言うのかよ!」
じゃあ好きにしろってことで放置。
かろうじてなんとか両腕に抱えたものの、ドアに辿りつくまでに数個落とす。
「ンだよやんのかコラ!」
ハンバーガー相手にキレてます。
拾って渡してあげると、
「お、ありがとよ! おまえんとこの店はいい店だなあ!」
帰ってゆかれました。
このあいだ、酔っ払い二人の声がすべてフルボリュームであったことは言うまでもありません。

疲れました。

2007/06/26 14:45 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

まゆみさんは車から出ない

本当は「昨日今日小説らしきものを書き始めた素人が、小説書いたことない人に小説の書きかたを教わる講座」とかやろうと思ったんですが、時間ないんでアウトです。機会があったらやってみよう(=やらない)。いや、ぎんねこさんのコメント見てそういうの書いてみようかなーと思ったんです。俺の勉強込みで。まゆみさんは、なんか質問したときにいきなり極論が返ってくるのがおもしろいのです。
「まゆみさん、小説を書くにあたってまず必要なことはなんですか?」
「やる気だろ」
気温が3度下がります。

今日はホームズというホームセンターに行って、店の備品を買ってきました。あと買ってくるべきものを買い忘れたりしました。うさぎのごはんである牧草は買ってきました。あとなんかてきとうな応対してるうちに仲が悪くなってしまった、店の物件の大家さんとかを見かけてすっごい気まずかったです。だって。初対面でいきなり笑顔のひとつもなしに「なあおまえ、商売ってのはな」とか語り始めて帰してくれないんだもの。めんどくさいから「すっごーい」みたいな反応しててきとーに「はい。すっごーい」とか「がんばりまーす」ってゆってたら、なんか俺、店の周辺の掃除とか約束しちゃったみたいで、しかもやらなかったので約束破った(どこからどう考えても俺が悪いです)。人生やっぱりE&Eだよ。そんなしんきくさい顔してたらあきまへん。幸運さん逃げていかはります。

ペッパーランチでメシ食ってやろうと思ってたのに、なんか巨大な外人さんとかがゥワァオとかゆいながら、座席的にも満席なら空間的にも満席っていうなんかみっちりむっちりとした状況だったんで、なにもかもいやになってペッパーランチは諦めました。
それで、近くで見かけたパスタ屋のようなファミレスのような微妙なところに入ったのですけれど、パスタの専門店のくせしやがって茹であがりがアルデンテじゃないのです。なんかすごいやる気のない稲庭うどんみたいな感じになってて泣きたかったです。まゆみさんが食ったピザは生地こそフォカッチャっぽくておいしかったらしいのですが、具材は「だから?」みたいな感じで、総合的にはごくふつうのものだったようです。あと俺の斜め後ろの座席にいた女の人が、昼ピークの飲食店店内で化粧直しをするっていうすごい荒業をしでかしてました。電車のなかで化粧直ししてる人も見てもなにも思わない俺でも、さすがにあれはまずいんじゃないかと思った。だって、化粧品のにおいが。
会計のときその女の人の後ろに並んだのですが、付けまつげがすごかったです。ああマッチ棒が乗るってこういうことなんだなーと思いました。正面からあれ見ちゃったらまつげビームとかで死ぬ。ばっちーんびびびーうわーやられたー。36歳の書く文章がこれですか。
あとはヤマハ音楽教室っぽいところの前で、子供たちが野外演奏会をやってました。横笛なのでフルートっぽかったんですが、低音部のパート担当の人が崖から転げ落ちるようなものすごい不安定な音程で吹きまくっていて、ハーモニーに対する反逆でした。俺がハーモニーならあの女泣きながら殴る(擬人法)。「おまえ俺のことわかってない!」とか絶叫しながら。
あとは車のなかでうさぎのぬかづけちゃんの話をしました。ぬかづけちゃんは確かにうさぎなのですが、ずいぶん言葉が達者です。しかも俺らの仕事がコンビニってことで、流通関係の言葉をずいぶんと記憶しています。最近のお気に入りは「ドミナント」という言葉です。しかしうさぎなので意味はよくわかりません。たまに「ドミなんとか」というふうにまちがって記憶しています。まゆみさんがぬかづけちゃんから聞いたところによると、日本全国のうさぎさんコミュニティのなかでは、いまドミナントが大流行らしいです。しかしみんなうさぎなので、だれも意味を知りません。うさぎがいっぱい集まって「ドミナントいいよね」「うん。ドミナント最高」って言ってるらしいです。しかしやっぱりうさぎなので、意味がわからないことを気にするうさぎはあんまりいないようです。

そういえば昨日は風がすごかったです。最初うちの店のあたりではそんなに風が強くなかったので「よし。今日は暖かいし、天気もいい。マックで食べもの買って、風車のある公園でまゆみさんと食べよう!」とか思ってたんですが、車で走り出したとたん、ハンドルを取られるような猛烈な風。風速500メートルくらいあるんじゃないかと思いました。途中、セルフのガソリンスタンドで給油したんですが、とにかく風がハンパない。クレジットカードの挿入口のプラスチック製のフタが、強風であおられてぱたぱた開閉を繰り返してます。あんなの初めて見た。さらになんか鉄製っぽい重たそうなものが弾け飛ぶようなごーんがらがらがらーという音がして、その直後に野太い男の声で「ゥェルァァッッッ!!」という叫び声がしました。なんか生死の沙汰が不安になるような断末魔だったんですが、生きてるんだろうか。

まゆみさんとしてはマックといえばポテトなのです。しかし時間がいまひとつハンパでまだマックは朝メニューです。あの朝メニューってだれの、なんの役に立ってるんでしょう。店員? 世界平和? 俺にはわからない。で、とりあえず朝メニューはふつうに買いまして、まゆみさん用のポテトを買うためにわざわざミニストップへ。
このへんみんな海岸沿いの店なんですが、もうミニストップのあたりとかひどいんですよ。砂が舞い上がって景色が白濁してるの。車から降りると誇張抜きで砂が痛いんですよ。俺がポテトを買いに行ったんですけど、車で待ってたまゆみさんが「風圧で車が移動するかと思った」というほどの強風。
とりあえずこれで食うものは揃ったので、風車のある公園へと向かいます。途中、海岸沿いのドライブに最適な道路を通るんですけど、ここもやっぱり砂嵐。ふだんならアップアンドダウンアップアンドダウンスローファストスローファストと昼間でも実に快適なクルージングができるんですが、この日はハンドルを取られないことでせいいっぱい。途中、右側に霊園があって、そこに入っていった車がいたんですが、こんな日の墓参りとか相当に大変なんじゃないでしょうか。墓石飛んだり。墓石ピタゴラスイッチ。佐藤家鈴木家田中家伊藤家、そして墓石がジャンプして、最後に坊さんグシャ。ピタ、ゴラ、スイッチ♪

本日の目的地である風車のある公園は、知ってる人はかなり知ってる場所だと思われます。道の途中におじさんのスタンドもあったりしますし。
ただその風車なんですけど、遠目に見てもけっこう激しく回転してるわけですよ。これが至近距離で見ると、回転してるっていうより、空間をなぎ払ってるみたいな状態。風の音が強すぎて風車の回転音は聞こえなかったんですが、吹けよ風呼べよ嵐的に風車自身がなんかの脅威になってた。そうでなくても東北のほうで風車折れたってニュースもあったってのに。ところであの風車って回転してなにやってるんだろう。そばとか挽いてるのかな。ただ回ってるだけってのがいちばん潔いです。
そういえば話は前後するんですけど、マックの回転する看板、風圧で急に猛烈な回転を始めたり、あるいは逆風で動きを止めたりとか、ものすごい不穏な状態になってました。あれ、もげて落ちるよ。あぶない。
で、話は風車に戻って、俺とまゆみさんは駐車場に車を止めて、サンバーたんのなかで優雅に食事をしました。これで外で食事するなんてありえません。あっという間に食いものが砂だの土だのまみれになって、口ン中ジャリジャリするよー状態になってしまうことでしょう。まあ、たとえ晴れてても素敵な春のうららかな日だったとしても、まゆみさんは外に出るのが嫌いなわけですが。
まあそんな感じで、強風のなかを無理やりドライブして家に帰りました。おしまい。

ところで今日のテキストにいったいいくつのパロディが入ってるんだろ。自分でもわかんなくなった。

2007/06/26 14:44 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

秋葉原とか

ちょっとオタ話書いてみます。
現在36歳の人がどんなふうにオタ趣味やってきたか、みたいな。若い方は基本的に退避推奨。てゆうかなに言ってるかわかんないと思う。あと部分的に横浜ローカル。


明確にオタ趣味を始めたのは20歳近くになってからなんですが、小学校高学年くらいからアマチュア無線に興味を持っていたので、秋葉原に行くようになったのはそれがきっかけだろうか。だから、ざっと25年前ですか。……そんなになるのか! 四半世紀じゃねえかよ!
免許だけは相当に早い段階で取得したんだけど、金がないせいもあって、自分では局は開設しなかった。ただ、いまにして思うと、別にアマチュア無線がやりたかったわけじゃなく、ハードとしての無線機が欲しかったんだと思う。オーディオでもそうですけど、結局、金=スペックの世界で、そのスペックそのものに憧れたりするわけです。そう。性能そのものに憧れがあるんですよね。そして、スペックでは割り切れない、たとえばデザインだとか、あとはメーカーなりの個性ですね。当時の無線機でいえば、感度のアイコム、パワーのヤエス、みたいな。ちなみに俺にはケンウッド製品のデザインに対する信仰みたいなのがあるんですが、これは無線機が欲しかった、このころに端を発してます。
そんなわけで、このころよく行っていた場所が、当時石川町にあったパーツ屋です。俺自身は当時もいまも機械いじりには興味がないんだけど、よく無線好きの人間に連れていかれてました。そして、その石川町よりもさらに素敵な場所があって、そこは秋葉原というらしい、という知識があった。だれかから聞いたのか、CQっていう雑誌から仕入れた知識なのかはわからないですけど。
初めて行ったころの秋葉原は、まだ白物家電の町の印象を残しつつも、無線とオーディオの町でした。ラジオストアのカオスっぷりに驚愕したり、いったいいくつあるんだかわからないロケットとか石丸を全部回ったり。高級オーディオというものに触れたのも、秋葉原が最初だと思います。当時は音とかはよくわからなかったので、やっぱりこれもハードへの憧れから始まってるような気がします。それが1980年代前半。

高校に入るか入らないかくらいから、バカに大量に音楽を聞くようになりました。といっても金がないので、主な音源はFMラジオ。購入してた雑誌はFMステーションでした。金はほとんどない、しかしいい音で聞きたい。そうなったときに工夫ってのが必要になります。まあこの世代のだいたいの人がそうであるように、とりあえずカセットテープの選択あたりから入るわけなんですけど。その先にやっぱり単品オーディオというものが見えてくるわけです。なぜか最初からセット売りのコンポとかにはほとんど興味がなかったです。で、そういう単品オーディオを試聴できる場所となると、やっぱり秋葉原なんですな、これが。小金がたまるたびに、メシ抜きの覚悟で月一度くらいは秋葉原に行ってました。
1980年代の秋葉原ってのは、ほんとにメシを食う場所がないところでした。こっちの金がないってのもあるんですけど、安くあげようと思ったら、ほんとに立ち食いそばくらいしかないんですよね。

初コミケが19歳くらいのとき、つまり1989年だったと思うんで、実質オタ趣味ってのにのめりこみ始めたのがそのころですね。当時はコミケのカタログっていうのは、書店売りは、神田の高岡書店か、新宿のまんがの森くらいしかなかったと記憶してます。そのうち新宿は完全に行動範囲から外れてたんで、やっぱメインの場所となると高岡ってことになります。
昔から本は好きでしたんで、秋葉原とならんで神田は聖地だったわけです。いまと違ってアマゾンもないですから、欲しい本があると足で探すしかなかった。大島弓子とか山田ミネコ、あとは吾妻ひでおや内田善美みたいな、その当時ですら入手が難しい作家の本を集めてました。当時はブックオフがなくて、町の古本屋さんというのがかなり生きてました。マンガに関しては、よほどの専門店以外、相場とか価値とかわかってないで放置状態の店が多かったんで、サンコミックス版の大島弓子だの高橋葉介だの、吾妻ひでおのプリンセスコミックスだのが100円で買えたりしたわけです。俺なんで「オリンポスのポロン」とか「ふたりと5人」売っちゃったんだろうなあ……。あれだけ苦労して集めたのに。
古本屋めぐりの終点が神田だったわけなんですけど、神田って昔からマンガは相手にしてない町だったんですが、それは知らないで行ったわけです。例外的にマンガを扱ってるのが、上述の高岡書店、そして芳賀書店、書泉グランデはもう少し後になってからできたんだったかなあ。このへんは記憶が曖昧。
俺はずっと横浜で暮らしてたんですが、まんがの森ができるまでは(あれはいつだったかなあ。1990年代半ばくらいだったと思うんだけど……)、シャルの5階にある栄松堂か、有隣堂のコミックコーナーくらいしかあてにできる場所がなかった。青林堂なら関内のセルテとか。新刊でどうしても見つからないものがあれば、神田の書泉グランデに行くしかなかったような時代ってのがあったのです。

パソコンをいじるようになったのがMS-DOSの時代になってからと、まあそんなに早いほうではなかったので、パソコンの町としての秋葉原を意識したのはだいぶ遅くなってからです。というか、もともとパソコンに関してはハードには興味がなかった。ソフトについては、コミケに行くようになった1990年代初頭から、同人ソフトってかたち(ローダー込みでフロッピー1枚におさまるようなCG集とか)で手に入れるようにはなってました。
エロゲについては、同級生だとかプリメ(これはエロじゃないです)だとか細々とやってたわけですが、あの時代のソフトっていうのは、金の有無云々以前に「自分で入手する」ものではなかったように思います。ふつうにどこで売ってるかわからんかったし。なんとなくコピーで回ってきて、いつのまにか大量のフロッピーが手元にあるような。そんなものだった。
圧倒的にエロゲにのめりこみ始めたのは「ToHeart」発売以降なんで、かなり遅いです。ちょうど神田にとらのあなができて、秋葉原がオタの町となっていく過程と重なっていた時期じゃないかと思います。確か同人を扱う店って、とらのあなより先にいくつかあったような気もするんだけど。

まあそんな感じ。
俺は、昔から特定のコミュニティに属することが下手な人で、ずっと一人で(途中からは友人と)オタ趣味やってたわけですけど、広い目で見ると、現在36歳っていう年齢の人のオタボリュームゾーンには含まれてる気がします。
いかなる意味でも「いまより昔のほうがよかった」という考えは持たないようにしてる人なんで、懐古趣味はないはずなんですけど、秋葉原って町と自分のかかわりかたの変遷を思うと、なんだか感慨深いものはあります。
ほんとにパソコンって融通の利かない夢の箱だったなあ。

ところで俺のオタ趣味遍歴で、まんだらけの名前が一度も出てこないのって、やっぱ住んでた場所が横浜で、中野なんか行く機会なかったからだろうなあ。
ネットの普及とともに、情報なんてぐぐって一発、みたいな時代になりました。
知りたいことがあれば図書館に行くか、オタ趣味なら店そのものが情報の発信源っていう時代が過去にはあったわけですけど、まあ、変わったなあと。ほんとにいろいろなことが。かつての地方と都市の格差ってのは、そういう意味でもかなりのもんだったんでしょうね、おそらく。

2007/06/26 14:44 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

お話書くこととか

どうでもいいんだけど、槙原敬之の「彼女の恋人」って、これどう考えても好きな対象が女じゃなくて親友のほうにしか思えないえむけーつーですこんにちわ。サビが異様に好きなんで繰り返し聞いてるんですけど、なんか歌詞おかしいんですよ、これ。


今日はまゆみさんが早めに仕事を手伝いに来てくれたので、早く帰ることができました。それでショップ99に飲みものとか買いに行きまして、その帰りにドトールに寄ってコーヒーを飲むことにしました。まあ出かけるときはだいたい茶飲んだりなんだりしてるんですけど。
昨日の日記のコメントで、俺が書いたへっぽこSSを、まゆみさんがちゃんと読んでいることが判明したので、その添削の結果とかを茶しがてら聞くことにしました。まゆみさんはけっこう二次創作関係のサイトを見てるらしいので、そういう意味でも批評者としては適任です。
さて。で、どうだったんでしょう。

「ものすごくどうしようもない作品とさ、ある程度直せばどうにかなる作品とだと、コメントのつけかたが変わるじゃない。どうしようもないものだと、よい点だけ挙げて、最後はがんばってください、で終わるね。じゃなきゃ最悪スルー」
「はい」
「あんた、どっちかっていうと、スルーされるね」

いちおうまゆみさんなりに気をつかってくれたらしいです。
ありがとう。でもスルーです。

「だいたいあんたさ、ちゃんと設定とか考えて書いてる?」
「いやまゆみさん。それがね。あーはっはっはっはっ」
「まじか」
「いやそれが。なんとなく書き出してなんとなく終わった。えーと、典型的な素人?」
「……まあ」

まゆみさんに言わすと、最悪、まるっきりだめなものは読もうとしても読めないそうなので、最低の下の最低の評価は避けられたみたいです。
ちなみにまゆみさんは、俺がふだん書いている日記に関しては、なにがおもしろいのかまったくわからないそうです。自分自身が関係している内容が多いからかろうじて読めるようなものの、そうでないとしたら「たまたま行き着いたとしても、このブログはもう二度読むことはないだろうね」だそーなので、お話であれば読めた、というのであればよしとすべしでしょう。まあどっちにしても全部書き直しですけどね。
「あんたの文章ってさ……夜に星を指差してるみたいなんだよね。夜空のあのへん、あーあのへんの星、みたいな。でも私の見てる星と、ほかの人の見てる星って違うかもしんないじゃん。そんな感じで、なんとなく、なんとなくってのはいっぱい伝わってくるけど、どの星のことなんだかわからない」
すみません。まったくもってそのとおりです。
「そうなんだよ。だから使い勝手がものすごく悪い。たとえば食事のシーンとか書いたとするじゃん。書けないんだよ。ぜんぜん」
「SSもそうだよね。なんとなくしか伝わってこなくて、具体的になにをやってるんだかぜんぜんわからない」
「いや、あれでもがんばって具体的に書いたんだけど……」
「あれで? え、まじ?」
まじです。
ここは生きててすいませんと謝るところでしょうか。

まゆみさんは、いままでけっこうマンガも小説も読んでる人なのですが、自分で書きたいと思ったことはまったくないそうです。俺は、物語が好きな人は全員まちがいなく一度は「自分でも書きたい」と思ったことが必ずあるはずだとかたく信じ込んでいました。なにより情けないのは、書く気なんかまったくなかったまゆみさんには、お話づくりのイロハが完全にわかっているのに対して、ずっと書きたいと願っていた俺はまったくそういうものが身についていないのです。いままでなにを読んでいたのでしょうか。
「じゃあ、文章を書く訓練とかしたことあるの?」
「ない」
「それで小説書きたいって思ってたんだ」
「うん。そのうちなんとか、なーるだろー」
「ならねえよ」
「ごめんなさい」
まったくもってごめんなさいな感じなのですが、自分が底の抜けたアホだと思うのは、訓練もなにもせず、意識的に書いてみようとしたこともないくせに「俺にとってのゴールは小説を書くことだ」と無条件に15年間信じ込んできたことです。ワナビーもここまで行けばご立派です。しかも、現在いまもってワナビー継続中。
ああ、でも実際は俺は小説家になりたいわけじゃないです。というかプロにはなりたくないです。というか、文章を書くこと全般に関して、換金することはきっとないと思います。換金しちゃったら自由じゃなくなるから。俺にとっては「書きたいときに」「書きたいことを」「好きなように」書けることが重要で、それをだれかが読んでくれる「可能性がある」ことが重要なんです。まあ実際は可能性なんぞカケラもなくてもやっぱり書いてるんだとは思いますが。……あー、それでもやっぱり「いつかだれかが」読んでくれる可能性っていうのは念頭に置いてるだろうなあ……。
小説を書きたい理由は簡単で、俺は物語が好きだからです。いま自分が開いているエディタに、未知の物語が語られていくとしたら、これは「永遠に終わらない小説」が書けるということになりますんで、物語好きとしてこれほど嬉しいことはないわけです。
ほんとはマンガがいちばん好きなのでマンガを描きたいんですが、こっちはいくら描いてもまったく上達しないことがわかったのでやめました。なにせ四角いものを四角く描けないです。いくら描いても四角くならない。文章のほうは、どうやらたくさん書いてればなんとかなるらしいことがわかったので、今日まで継続して書いてます。てゆうか単純にいって書くことが苦痛じゃないんです。
しかし完成させる技量もないうちから、書くべきもののリストとか決まってるのってワナビーの典型的な症状のような気もするわけです。

さて、寝るべ。

2007/06/26 14:43 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

まゆみさんと「教える」

人に教える、というのは難しいもんです。
俺は比較的得意なほうなんですが、まゆみさんはこれが苦手です。

「教える」というのは、新しい考えかたのフレームを与えることなのではないかと思うのです。フレームって枠のことですよね。えーと、合ってるよねそれで。これもたぶん、どこかに適切な用語があるんじゃないかと思うんですけど。
新しい世界観を与える、ということでもあると思います。
たとえば数学を教えるとしたら、それは数学的世界観を与えるということとほぼイコールです。数学という世界観がもつ言語を体系的に教えていくこと。
だから「教える」という作業は、相手の固有の世界観を想像しながら、自分がこれから教えようとする世界観を、どうやったら相手の理解しやすいようなかたちに加工して与えるか、ということだと思うのです。
俺は、この世界には60億の世界観があると思ってるような人間ですし、そうした個々の世界観にこそ興味があるので、教えるという作業はさほど苦痛ではないのです。それは人間相手のパズルのようなものです。その人を構成する全体像のうち、目に見えない部分をてきとーに想像しつつ補完する。うまくいく、つまりこの場合「教えることに成功する」ことは、それだけで楽しみとなりえます。

人の世界観とは、たぶんに情緒的なものを含んでいます。情緒的といえば聞こえはいいですけど、早い話が偏向です。事実そのもの、あるがまま、というようなものは、それこそ神様でもない限り把握することはできません。見る自分がいる。それだけで、そこには一定のバイアスがかかっています。
そしてまゆみさんは、このことが理解できません。こと仕事に関しては、なににつけても理解は無色透明であるべきで、頼りにすべきは論理だけだと考えているらしいのです。そして、論理というものは明確であり、だれにでも容易に理解できるものだ、と思い込んでるあたりにまゆみさんの特徴があります。
論理というのは、それ自体は無色透明です。そして無限の可能性です。まゆみさんは、メモリの許す限り、この無限の可能性というものを頭のなかにいくらでも放置したまま、それらを自由に組み合わせる能力を持っています。そして、そこに先入観はないのです。あっても排除すべきだと思っています。基準とすべきは、ただ事実だ、と。
確かに仕事においては、その態度は正解です。
もっともまゆみさんの場合、基本的にはプライベートにおいてもそういう考えかたで動いていて、その先入観のなさ、ものごとを価値で判断しない自由さが、たとえば俺や俺の知り合いに対して「萌えってなんですか」というとんでもない質問をぶつけさせたりしてそれはもう大変なことになるのですが。
ただ、だれもがそうではない、ということをまゆみさんはなかなか理解できません。まゆみさんにとっては、変な先入観を持つことは、かえって「余計な手間」でありめんどくさいことに分類されてるんだと思います。「教える」ということのためには、相手があらかじめこの世界に対して持っているフィルターのようなものを、手触りとして感じることが重要なんですが、まゆみさんにしてみれば「なんでそんな面倒なことをしなければならないのか。そのまま考えればいいのじゃないか」とか思うんだと思われます。

以前にも書きましたが、まゆみさんの頭の回転のよさに驚愕するのは、主にインテリの人です。インテリってのは知的にものごとを考える訓練ができている人、というくらいの意味ですけど。ふつう、インテリの人っていうのは、一般の人は自分たちのようにものごとを考えることはできないのだ、という諦念(単なる現状把握でもあるでしょうけど)を持っています。ポストモダニズムでも構造主義でもなんでもいいですけど、すべてはこの現実を把握するためのフレームだと俺は思ってるんですが、そのフレームそのものを理解するために、ある種の知的訓練は必要です。なぜ訓練が必要かといえば、言葉が難しいとかそういう問題はさておき、ふつうの人はすでに自分の生活のなかで感じ取ってきた世界観を持っているからです。たとえば「義理と人情」の世界観で生きてる人には、基本的に義理と人情以外のものは見えません。義理と人情で感じ取っている世界に、別のフレームを持ってこられても困るし、さらにこうした世界観というのは、そこからはみ出たものを排除することで成立する性質のものです。
しかしまゆみさんは、生来の頭のよさのせいもあるんですが、こうしたフレームをすべて「汚い大人のもの」と把握し、自分はどういうフレームも持たない、ということでここまで生きてきてしまったため、新しいフレームに対してまったく抵抗がないのです。精神分析でもスーフィズムでも実存主義でもなんでもいいですが、要するにすべては構造です。その構造が論理でもって理解できる性質のものならば、まゆみさんにとってはなんでも一緒なんです。言葉さえわかりやすければ、まゆみさんは(説明されてる範囲に限っては)秒速で理解します。その速度のありえなさ加減と正確さに、インテリの人はだいたいびっくりするわけです。
逆にいえば、まゆみさんはだれでもそのようなことが可能だと思っています(最近は少しマシになりましたけど)。これが人になにかを教えるときの強烈なネックになってるわけです。理解できる、ということは「自分の理解の形式にとって、この部分がわからない」という質問のポイントを明確にできるということでもあります。実はそれこそが能力の一種なんですが、まゆみさんにとっては「構造を作るうえで欠けているものを補う」という必然でしかないので、そこに能力が必要であるということを想像しにくいのでした。そんでまた、この質問と理解の速度が爆速なんだわ。

たまにまゆみさんと類似の頭の構造を持った人はいて、そういう人にとっては、まゆみさんはまたとない教師です。しかし俺は、道端の小石にすら物語を見出せる強度の情緒的にして妄想だけで成立してるような頭を持ってる人なので、なかなかまゆみさんの説明についていけません。

というわけで、今後チョコレートの棚割について説明する際には、ゆっくりとお願いしますまゆみさん。私信かよ。

あと今日は、まゆみさんは魚介類のパスタを食べました。俺はペペロンチーノを食べました。あとはぬかづけちゃんの小屋の掃除をしました。まゆみさんもちびすけちゃんの小屋の掃除をしました。うさぎはペレットが好きです。俺はカレーが好きです。ちびすけちゃんはものすごく長いですが、猫よりは小さいです。ちびすけちゃんはおとなしいですが、ぬかづけちゃんは凶暴です。あと、伸びをするときうさぎは宇宙から来た凶悪生物みたいな顔になって怖いです。

2007/06/26 14:42 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

まゆみさんとあまり会話していない

まだシガレットケースを探しています。俺の妹が雑貨屋とか回るの好きなので、電話かけて聞いてみました。ちなみに妹は、わりと殺伐としたキャラの持ち主です。
朝に電話したので、遠慮がちに聞いてみました。
「いま忙しい?」
「いや」
「あのさー、シガレットケース探してるんだけどさ。かっこいいの。ない?」
「ハンズ」
いつも思うんですが、妹は電話での応対において、言葉が短すぎます。
「やっぱそう来るかー。なんか缶のかっこいいやつないかな」
「あんた、探すだけ無駄」
いきなり断言。
「なんでよ」
「前に探したから」
「ハンズかー、遠いんだよなあ……」
「ほかはない」
妹がどれだけ探したのかは知りませんが、この世界にかっこいい缶のシガレットケースは絶対に存在しないと証明されたような断言っぷりです。
「諦めろ。ハンズ以外では無理だ」
「ロフトとかは?」
「ない」
「あ、そ。んじゃね」
電話切れました。
それから考えてみた。あのいきなり上から断言する口調はどこかで聞いたことがある。というか、あのしゃべりかたにぴったりのセリフがあるんじゃないか……。
ああ、あれだ。

地獄行く。

ぴったりです。
そういえば、なんか霊能者に向いてるような雰囲気があります。
霊能者というのは「見てきたように話す」のでは、たぶんまだ不足なんだと思います。「この世界はそのようにできているのだ。疑う余地などかけらもない」というあの断言口調が重要なんだと思いました。
そういえば、俺とまゆみさんが新居を決めてしばらくして、妹が遊びに来たのです。うさぎを見に来たらしいんですが、家に入るなり最初にやったことは、すべての部屋を順番に見て回ることでした。そして言いました。
「うん。いないわ。安心しな」
確認してくれたらしいです。そういう霊的ななにかが存在しないかどうか。
もっとも、俺もまゆみさんも、いままで生きてきて、心霊現象というのものには一度も遭遇したことがない人たちです。というか、もし幽霊出た聞いた日には、喜んで特攻して確認しにいくものと思われます。ものすごい物見高いんです。
まゆみさんはどっちかっていうと静かに動くし、あんまり気配というものを感じさせずに行動する人なんですが、俺がいかんです。遠くからでも「MK2が来た」とはっきりわかるくらい騒々しいのです。俺があらゆる動物から徹底的に嫌われるのは、たぶんこの気配のやかましさのせいだと思います。足音がでかい、アクションがバカみたいに大きい、鼻はすする、くしゃみはする、物にぶつかる、転ぶ、声がでかい。しかもひとりごとが多い。
たぶん俺が心霊現象に出会えるのは、死んだあとだと思います。さすがに死んだらなんか見れんだろー。幽霊とか。鏡に映ってない自分を見て「うわ幽霊マジ鏡に映んねーすげー俺すげー」とかゆってるのがオチだと思われますが。

今日はまゆみさんがらみのエピソードがあんまりないです。なにしろ、一緒に過ごした時間が正味30分もないです。しいていえば、トイレに入ってたらだれかがドアに体当たりしてきてびびったらしい、ということくらいでしょうか。あと、いまくらいの暖かくもなく寒くもない、という微妙な気候のときは、体温調節が下手なまゆみさんにとってはあまりよくない季節らしいです。あと買ってきたエロゲはいつ始めるのだろう。

いちおー完成したカノンのSSをまゆみさんに読んでもらっているのですが、1ページ目の段階で「これ、あんたの日記?」と言われました。そしてそのまま放置されてるらしいです。厳しいです。
仕事があるので寝なければならないのですが、まだぜんぜんテキスト書き足りないので寝たくない。でも寝るしかない。

2007/06/26 14:42 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

毒吐いてます

毒です。毒吐くので、そういうの嫌いな方は退避推奨です。


せっかく連日更新してるので、今日もなんか更新してみようと思います。
俺は朝6時から仕事。まゆみさんは朝8時からでした。
店は死ぬほど暇でした。弁当廃棄まみれです。
夕方から来る高校生の女の子が、非常に腹立たしい感じで休みやがることになりました。何度も煮え湯を飲まされてきました。もうじきやめるんですが、なんとか俺の社会的な評判を落とさないで、相手に最大限の制裁を加える方法を考えてみようと思います。てゆっても結局はやめるときに「いままでお疲れさまでした」のかわりに「てめえは最低の人間だ。俺が生きてる限りは永久にそのことを記憶しつづける。てめえの存在は、この店という場所で、永久に最低のものの具体例として語り継がれる」っていうくらいしかないけどさ。うかつなこと言うと親出てくるしね。
てゆうかあれだ。たまにいるんだよ。外見がかわいいもんだから、愛されることが当然だと思って、かわいいもの、愛されるものとして扱われないことに腹立てる女。マジで顔面潰したいね、そういう人間。仕事だっつの。仕事しに来てるんだっつの。顔があんたの価値か。男にちやほやされることがあんたの存在意義か。なるほど。精神が肉便器だ。男の視線によってみずからの存在が定義されるってのはそういうことだろう。つまり男の欲望によって、成立してる人間。あれだ。勃起したちんちん(30本くらい)の上に女が一人いて浮上してるような状態。ぶっかけられた精液によって光輝く。いんじゃね? 肉便器まじ正確。ありがとう。君のような人間のおかげで、俺は今日も人間に絶望できるよ。人間はここまで落ちることができるんだってな。
まあ、そんなことで絶望してたら、相手の存在を認めることになってしまうので、俺はそういうのを自分の認識から切り離す技術を身につけたのです。

あれは人間ではない。
便器である。

オッケー、切り離し完了。


人に向けた悪意はいつか自分に返ってくる。
そうだね。だったら、返ってきた悪意はさらに大きなものとして返してあげましょう。どっちかが潰れるまでな。俺は潰れないけどな。

2007/06/26 14:42 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

まゆみさんは床屋に行った

まゆみさんは午前4時ごろ店に到着。仕事です。
二人でだらだらと仕事を片付けてから、床屋へ。まゆみさんは一人では出かけない人なので、俺が床屋に行くときについでに同じ床屋に行きます。二人ともカットとカラーリング両方です。どうせ俺のほうが早く終わると思ったので、暇つぶし用に、カノンのSS書き終わったやつを印刷して、推敲しようと思って持っていきました。
俺の髪の色は、36歳、コンビニの経営者という立場を考えるとほとんどくるくるぱーなくらいに茶金です。今回も頭悪いくらい色抜こうと思ったんですが、床屋のオヤジの勝手な配慮により、比較的おとなしめの色になりました。なにしやがる。ちなみにオヤジは勝手に眉毛にも色入れてくれました。「白髪が目立つからね」。余計なお世話だ俺まったく気づいてなかったからどうでもいいのに。しかし椅子に座っている時間のほとんどすべてを寝ていた俺は、なんだかわからないうちに「お願いします」とか言っていました。
まゆみさんは、俺よりは明るくない色ということで、かろうじて黒ではなくなってるくらいの色になりました。まゆみさんの髪の毛は、本当に漆黒というやつで、しかも髪の量が多いのでなおのこと真っ黒に見えるのです。どうしても重たい印象があります。色抜いてようやくふつうの人くらい、みたいな。
床屋が終わったあとは、メシ食いに行きました。ハンバーグです。二人でひたすら肉を食いました。
メシを食い終わってからまゆみさんがゲームの話を始めます。
まゆみさんは最近、RPGツクールで製作されたフリーのRPGばっかりやってるのです。いまやってるやつがものすごいらしくその話がよく出るのです。この話どこかに書きましたか。
「小ボスみたいなのが8人いるんだ。塔みたいなところに。各階一人って感じで。で、主人公のパーティ側の人間が、毎回同じセリフ言うの。小ボス一人出るたびに。まちぶせか、って。それ8回繰り返すんだよ。おかしくね?」
あきらかにおかしいです。
そのゲームは、話を聞くだに、RPGの骨組みだけしかなく、どう聞いてもおもしろいものには思えないのですが、まゆみさんは淡々と、露骨に作業かつお使いであるそのゲームをプレイしています。なんというか、骨の髄からRPGが好きなんだと思います。そしてハンバーグを食い終わって帰宅しました。

ところで、床屋でまゆみさんを待ってるあいだ、自分の書いたSSをひたすら推敲していたんですが、推敲してるうちに頭が痛くなってきました。生まれてはじめて40KBを超えるお話を書いてみたんですが、構成もなんにも考えず、はいスタート。なんとなく書いてるうちに終わったー。完成してから数日置いて推敲したので、かなり客観的に見ることができたんですが、俺、これ他人が書いたヤツだったら「酔っ払ってんじゃねえよこのバカ」とかで終わらせて最後まで読まなかったと思う……。ペンで修正みたいなのを入れながら推敲してるんですが、印刷した最初の1枚、ものすごく大きいバツ書いて「いらねえ」とか書いてある。

あと車のなかで「徳之島のドナルダ・マクダナルダ」とかそんな話をしてたんですが、そんな話になってしまった経緯を説明するのがめんどくさいから省略です。

2007/06/26 14:41 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

MK2はハゲでエロゲで離婚

今日は、俺のシガレットケースを探しに、家から最寄の車で30分の無印良品に行ってきました。最寄です。
無印には缶がたくさんあった印象だったんですが、俺らが行った無印には品揃えそのものがありませんで、ものすごくがっかりしました。てゆうかシガレットケースにちょうどいい缶ってないものなんでしょうか。いわゆる「フリー缶」というのがそれに当たるっぽいんですけど、あれはポケットとかに入れるとちょっとかさばるのです。いま期間限定で発売しているクールライトのフルメタル缶ってのがすごくいいサイズと質感なんですが、例によって「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります」というクソ余計なお世話の告知が入っていてすべてが台無しなのです。喫煙者なめんな。肺がん怖くてタバコ吸えるか! でも実際肺がんになったら後悔する。人間そんなもんです。でも意地でも後悔しない。どっちだ。
それで無印ではなんにも収穫がありませんで、それからホームズというホームセンターに行きました。ここは俺らの溜まり場です。溜まってなにするかというと、ペットのコーナーでうさぎを見ます。このあいだホームズに行ったら、小動物コーナーのまんなかに、それまで存在していなかった木枠みたいなのができてて、床に人工芝っぽいなにかが敷かれていました。プレートがかかっていたので読んでみると「うちの看板ペット、ぴょん吉です」などと書かれています。木枠のなかにはちょっと大きくなりすぎたピーターラビットがおりました。しかしぴょん吉はあんまりです。せめて。もう少しだけでいいから。名前を考えた形跡を感じさせてください。
そして今日行ったら、木枠のなかに新たなうさぎが仲間入りしていました。ロップイヤーで、名前は「ろっ太」です。
……なあおまえ、それでいいのかよ。それ人間だったら、たとえば日本人だったら「モンゴロイ太」とかつけてるのと一緒だぞ。おまえ「コーカソイ子」とかつけられて嬉しいのかよ。俺は嬉しくないよ。もちろん名前をつけること自体を放棄していた俺よりはだいぶマシな気もします。でも以前の同居人のように「おい非常食」「人間の僕、あわれなうさぎ」とか呼ぶよりはそれでもマシのような気がします。ええ、当然エクセルサーガは好きでしたよ。
で、ぴょん吉とろっ太という、なにかうさぎとしての大事な権利を奪われたようなものどもをじっくりと視姦したあと、シガレットケースを探したのですが、やっぱりなかったです。シット嫌煙! この世界が灰皿であふれかえればいいのに! もちろんこんなことを言っている人は、それが実現してしまうと今度は文句を言い始めるわけです。喫煙者の自覚を!とか言って。最悪です。まあ実際のところ、喫煙者がみんな路上喫煙と吸殻捨てるのやめればずいぶんと風当たりはやわらかくなると思うんだけど……。

で、結局なんにも得るところがなくすごすごと帰りました。あ、ミスドでドーナツ買いました。山下達郎が粘っこい声で「君とだけドーナツ」と歌っていました。まるでドーナツが卑猥なものに思われてくるから不思議です。ひょっとしてそんな不思議想像力を持ってるのは俺だけでしょうか。だって「君とだけドーナツ 食べたいなドーナツ」ですよ。大塚愛の「さくらんぼ」といい勝負ですよ。すごい中2っぽい想像力でごめんなさい。
まゆみさんはポンデリングとハムチーズパイとチョコレートのなんかとかを買いました。俺はオールドファッションとハムチーズパイを買いました。また全品100円やってます。ミスドだいじょぶですか。

帰りの車のなかでエロゲについて議論しました。まゆみさんはもともと一般人なのに、俺なんかと結婚してしまったせいで、日常生活のなかで「エロゲ」という単語が登場する回数が多すぎます。
いや、なんでこんな話題になったかというと、このあいだの「萌えとか」(もうちょっとタイトルどうにかならなかったのか)というテキストをなんで書くに至ったか、ということを解説してたのです。もともと文章でもなに言ってるんだかよくわからない俺なので、会話となるともうぼろぼろです。
「だからね、二次元の純愛ってのがあってさ。ほらこのあいだなんか言ったじゃん、脳内恋愛とか。それの……ああ、本田透って人。それでね、二次元が好きなの受け入れてっていうか、認めてっていうか」
まゆみさんが要求される狂的な想像力を想像するとちょっと申し訳ない気分になります。で、まゆみさんは俺から体系的な説明を引き出すことは諦めたのか、別の話を始めました。
「女の人でもやっぱエロゲとかやる人ってけっこういるんだけどさ、いちばんワケわかんないのは女の反応のほうらしいよ」
「あれ。俺、いちばんわかんないのって、魅力のない男がハーレム作ることのほうかと思ってた。ナツさんもそんなこと書いてたし」
「私が読んだ限りでは、女のリアクションのほうらしい」
で、具体的にどんなあたりがわからないのか聞くのを忘れたので、いまから聞いてきます。
「いや、だってさ、あれおかしいんじゃん。だって、男の意思が絶対じゃん。男の意思が通るものとしてできてるじゃん。それないって。そんなのおかしい。あとさ、幼なじみ」
「またかよ!」
始まりました。
まゆみさんは、エロゲの話を始めると、必ず幼なじみがおかしいと言い出すのです。
「おかしいだろあれ。なんで迎えに行くんだよ。高校生だろ? ありえねえよ。迎えに行ってごはん食べさせて、わたしがついてなきゃだめなんだから、じゃん。ふつうそういうことするのって、男のことをペットのように思ってるか、恋人か、恋人になりたいって思ってるか、とにかくそういうことじゃん。だったらもうフラグ立ってるじゃん。フラグ立てる必要ないじゃん」
「えーと、だからそれはですね、子供のころからの習慣の継続で。つかそういうところから来るか」
「高校生にもなって?」
「あ、あははははは」
「だいたいさ! 男パンツで寝てんじゃん! あれはあれでまずいって。パンツだよ?」
「しかしまゆみさん、それがエロゲというものであり」
「あとさ、そもそもフラグ立つのがおかしいよね」
まゆみさんは俺の話を最後まで聞く気がまったくないようです。
「だってさ、考えてみ? あんたが店で攻略開始するじゃん。不倫しようかなーとか思って。パートのおばちゃんとかさ」
「死んでもねえ」
「じゃいいよ。なんか女子高生とか食いたいなーとか思っちゃったとするじゃん。攻略するじゃん。フラグ立つんだよ? よりどりみどりだよ? あんた36だよ? 額かなり後退してるんだよ?」
「くそやかましいです。つーか、だからそれがエロゲだと」
「いや、男の妄想に都合よくできてるのはあたりまえなんだけど。でも女はそうやって見ないじゃん。男って妄想まっしぐらだからそれでもいいだろうけど。たとえばさ、女がやったら、こういう状況があって、それがこうなって、二人は結ばれました。そのへんがおいしいところだって思うわけじゃん。えーと、萌え?」
「もう合ってるんだか合ってないんだかぜんぜんわかんねえ」
「そういうもんじゃん。だからリアリティなきゃだめなんだよ。エロゲそういうのないじゃん。でもエロゲって男の妄想のためにできてるんだからしょうがないよね」
ものすごい速度で勝手にまとめないでください。だいたい反応とかリアクションとかそんな話とぜんぜん関係ないです。
まあそれでもまゆみさんがエロゲをやるのは、結局ノベルタイプのゲームだと、エロゲに比較的読ませるものが多いってことなんでしょうが。
「だいたいさ、あれだけ冷たくされて、それでもなんでやさしくしなきゃいけねーんだよ。幼なじみねえよ」
まだ続いてました。

あとは車のなかで、俺の額の後退具合について語り合いました。
「50歳とかになったらこうだね。帽子外さないで! ハゲ見せないで。帽子外すなら近寄らないで!」
「しかしそこに一陣の風が。ひゅーーー、すっぽーん(帽子が飛んだ音。どんだけフィットしてんだ)」
「いやぁぁぁぁぁ。ハゲ! ハゲ! ついに出た!」
「すみませんまゆみさん。俺は脂性であるがゆえにこう、ものすごく光る灯台となって、闇夜のなかまゆみさんを照らす一条の光となり」
「あんた、そういうこと言ってて幸せ?」
「そう、僕はトナカイさん。赤い鼻のかわりにはげた頭。その光は数キロ先の」
「うるさい」
「そして実家に行って妹にこう言われるわけです。ああ、ついにそのときが来たんだ。うちの親族にハゲいないから。縁切るわ。二度と顔見せないで」
「ああ、私も言うね。離婚だろ」
「すみません。……ハゲ悪いかよ! 悪くねえよ! 新世紀ハケ伝説ネオMK2(薄い)の始まりだよ全員集合こんちくしょう!」
「その前になんか努力しろよ……」

そんな感じの日でした。
つーか、幼なじみより義理の妹の存在のほうがはるかに不条理だって。しかし、幼なじみの存在でいちばん問題なのが「フラグすでに立ってるからフラグ立てる意味なし」ってのは、いかにもまゆみさんらしい……。つまりその場合、まゆみさんにとってシナリオそのものの意味がなくなってしまう、ということなのですな。そういや、えちしーんの声とかもワケわからん、というのが女の人の一般的な感覚らしいんですが、それこそエロゲだし。いっそのことみさくらなんこつ買って読ませるプレイでも実行してみますか。

2007/06/26 14:40 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

お答えします

今日も更新です。えへへ。まるで日記みたい。
とりあえず検索のキーワードにいつもお応えできているようで微妙にできてないので、ここでいろいろ書いてみようと思います。


「資格 食品衛生管理責任者講習会」
これは、食品を扱う業種であれば、必須といってもいい資格ですが、確か法制化はされていないと思う。少なくとも1回くらい受講しないからといって、すぐに食品売っちゃだめーって話にはならないと思います。受講方法は、市町村役所に行って申し込めばオッケーだと思う。テキスト代としてわずかな金額がかかりますが、大した金額じゃないです。あと、自治体の企業調査みたいなので「主な扱い品目」のなかに食品が入ってる自営業者だと、無差別に申込書が送られてくるような気もします。よくわかりません。そうじゃないかもしれない。あと試験とかないです。単に受講すればそれだけでいいです。詳しくは市役所とか区役所とか保健所とかそれっぽいところに問い合わせてください。

「九十九里浜 コーヒー屋」
すいません。ぜんぜん土地勘ないです。俺はぽりんの要望にしたがって太平洋を見せただけなのです。ちなみに小田急のよみうりランド駅そばの加藤珈琲店はものすげーおいしいので是非一度どうぞ。

「サンバー MTB」
あー、これはたぶん積載できるかどうかって話ですね。余裕です。人寝れますから。軽貨物のなかでもサンバーたんは特に貨物室が長いです。ちなみにサンバーたんの場合、エンジンがいちばん後ろにある関係上で、後部座席を床と一体化させるかたちで折り畳むことができるはずですんで、その点でも貨物室の長さって点では有利ですね。たぶん自転車の前の車輪を外すまでもないです。もし「MTB」が「ママ、大変!ぼくのおちんちんが変になっちゃった!」とか「ものすごいとんかつバカ」とか「みみっちい隣の撲殺魔」とかの略だったとしたら、俺にはもう答えられません。あ、まゆみさん検閲に引っかかる単語が混じってる。

「駄菓子問屋 川越」
川越にあるのって問屋じゃないよね……?
仕入れに関しては日暮里の駄菓子問屋なんじゃないでしょうか。知らんけど。通常の食品問屋だと、あんまり駄菓子って扱ってないんです(俺の知ってる限り、ですけど)。

「ウサギ 巨大化」
あの、このキーワード毎日あるんですけど。そんなにみんなウサギが巨大化して、ありえないスタンピングとかでこの町が崩壊してほしかったりするんでしょうか。俺としては、このキーワードを見たときに真っ先に思ったのが、巨大化(体長3メートルくらい)したウサギの背中にナウシカとかが立っててBGMが「ラン、ランララランランラン」とかそんな感じで、王蟲の群れに立ち向かってるんだけど、ウサギがジャンプしたらナウシカが落っこちてドリフっぽいオチの音楽が鳴るとかそんなのでした。そんでナウシカが「だってー、ウサギの背中って安定感悪いんだもーん」とかゆってすねてる。どこまで無駄なこと考えてるんだ俺。しかもキャラ破壊。

「人は一人で生きていける」
すみません。俺から言えることはないです。
強く、生きてください……。

「無毛ホモ中学生」
あれだよまゆみさん。やっぱ書くしかないんだよ。引っ込み思案の男子中学生、千春くん(14歳)がお姉ちゃんからいろいろ恥ずかしいことされちゃうようなお話。もっとも完成したその瞬間に離婚されそうな気もするんですが。

「中学生ホモ体験」
いや、だからあの。

「濃い胸毛」
安永航一郎読んでください。すね毛もあります。

ちなみに一昨日だったか、キーワードが「うさぎ 巨大」「巨大 ウサギ」「ウサギ 巨大化」「うさぎ 大きすぎる」で独占されていてどうしていいかわかりませんでした。
えーと、実際はペットショップでうさぎを買うにあたって、大きくなるかどうか見分けたいということだと思うんですけど、子供の段階でそれを見分ける手段は、たぶんないです。特にホームセンターとかだと、親がどんなんだかわかりませんから。売ってる人もわからないと思う。一般的には、耳が長くてしっかりしてるやつとか、後ろ足ががっしりしてるやつはヤバいとはいえますが、これもうちのでかすけが、後ろ足が異様にがっしりしていたにもかかわらず、ネザーよりちょっと大きいくらいで成長が止まってしまったことを考えると、あんまり参考にならないのかな、とも思います。町のペットショップとかで、親が見れる場合は絶対に見せてもらうべきです。ただこれも、ネザーだって巨大化する遺伝子は混じってるらしいですから、絶対ってわけじゃないんですが。いわゆる「ミニウサギ」を飼うならば、最大2キロちょっとくらいは覚悟しといたほうがいいです。それだって猫よりはちっちゃいから平気です。

2007/06/26 14:40 カテゴリー: MK2がなんか書いた | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

« | »